関係者各位:
我々を取り巻く社会は、システムとシステムとが深く関係して、その中で人間が活動する時代です。現代社会は様々な視点で人間を中心としたシステムイノベーションが求められています。SICではこの現代が直面する課題を解決するべくCPHS(サイバーフィジカルヒューマンシステムズ)をSoSとして捉える課題に正面から取り組んでおります。その結果をSoS分科会主査 金沢工業大学 教授 藤田先生と、SoS分科会委員から活動結果を解説して頂きます。
==== 次第 ====
・ 開催日時 2025年2月27日(木) 15:00~16:20
・ 開催形式 オンライン @Teams
・ 司会進行 SIC実行委員長 松本隆明
・ 参加費 無料、人数制限無し
1.タイトル:人間中心のシステム・オブ・システムズ・アーキテクチャ
2.概要:
システムとは「共に立てる」がもともとの意味であり,その考え方は社会的課題への挑戦に欠かすことができない.このシステムという言葉を二つ重ねている語がシステム・オブ・システムズ(SoS: System of Systems)である.多様化が進む社会的課題に取り組むには個々のシステムの課題に加え,複数のシステムが連携しあう中で生じる課題をSoSとしてとして捉えることが必要となってくる. Society 5.0の中核となる CPS(Cyber-Physical Systems)はサイバーとフィジカルを共に立てることを目指したものであった. 一方これまでの現代システム科学では必ずしも陽には取り上げてはこなかった大事な要素がある. それは人間(Human)である.本分科会では,CPSと人間を繋ぐ CPHS(Cyber-Physical Human Systems) をSoSとして捉える研究について検討を行ってきた.人間という要素をもはや抜きにはできないこれからの社会的課題について分析し,それを解決に導くための基盤の構築について考察する.
3.プログラム (1) SoSとCPHSのアーキテクチャ 藤田主査 40分
(1-1) 分科会設立の趣旨と活動概要
(1-2) SoSとしてのCPHSの課題
(1-3) 得られた知見と社会実装における課題 (2) 事例紹介 分科会委員 20分
(3) まとめと今後の展望 藤田主査 10分
(4) Q&A 参加者 10分
4.講師
(1)SoS分科会報告 主査 藤田政之
金沢工業大学教授、SIC学術協議会 主査 、SoS分科会 主査 プロフィール:
前 東京大学 教授
東京工業大学 名誉教授
計測自動制御学会会長 2021.2.24 ~ 2022.2.22
横幹連合 副会長 2023.6.13 ~ 現在 (2) SoS事例説明 : SoS分科会委員
富士通 (株) 植木 美和 委員
電脳バンク(株) 浦田 敏 委員
横河電機 (株) 熊谷 渉 委員
5.参加費 無料