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第8回SICフォーラム(10/30) 開催案内:タイトル「宇宙開発の持続的発展に向けた取り組み」

2024.09.24

一般社団法人システムイノベーションセンター(SIC) 会員の皆様

 第8回のSICフォーラムを下記要領で開催します。
 SICフォーラムは会員限定のイベントです。会員企業に所属されている方は、どなたでも無料で参加できます。

 

1.講演タイトル: 「宇宙開発の持続的発展に向けた取り組み」
         ―大規模システム開発へのロバスト設計の導入―

2.開催日時: 2024年 10月30日(水)  15:30~16:45
          (オンライン開催)    講演 60分、Q&A 15分 

3.講師: 角 有司 氏
      宇宙航空研究開発機構(JAXA)
      安全・信頼性推進部 ミッション保証技術グループ
      研究開発部門 第四研究ユニット(併任)
      技術領域主幹

4.講演概要: 
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙航空分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行う
機関である。今後の宇宙開発を持続的に発展させるためには、技術開発力の強化と新しいミッションの
創造が重要である。
 講演者はこれまで、品質工学をベースとした新しいロバスト設計ツール(JIANT)の開発を進めてきた。これまで、宇宙開発だけでなく、木造建築耐震設計や自動車エンジン開発などの幅広い分野で適用しており、データ同化や機械学習の機能を強化し、改善を図ってきた。新しいミッションの創造の面では、現在、次期基幹ロケット洋上回収船の開発に着手し、ロバスト設計ツールを導入した最適設計に取り組んでいる。本講演では、これらの取り組みの概要について紹介する。

5.講師プロフィール: 
 1995年 東京大学大学院 船舶海洋工学専攻 修了
 1995年より重工メーカにて、タンカー、客船等の一般商船の基本設計業務に従事
 2001年より宇宙開発事業団(現:宇宙航空研究開発機構)にて、衛星の設計支援システムの開発、
  H2A ロケット用エンジンの開発、地球観測衛星の開発、標準化業務、等の業務に従事
 2024年現在 安全・信頼性推進部にて、品質工学を導入した設計支援システムの研究と、
  研究開発部門第四研究ユニットにて、次期基幹ロケット回収船の研究を実施している
受賞歴:
 2019 年 品質工学賞 発表賞金賞
  「多様な地震波に対するロバストな木造建築の耐震設計手法の研究(発表No.37)」
 2021 年 日本計算工学会 技術賞「品質工学ツール(JIANT)」
 2023 年 品質工学会 日本規格協会理事長賞

■参加申込はこちらから
 SICイベント参加登録ページ
    https://sysic-org.sakura.ne.jp/SICregistration.html )  
  より、記載の案内に沿ってお願いします。

 

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