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東京大学 大学院工学系研究科
西成活裕 教授

「渋滞学」の研究と物流の効率化を科学する先端物流科学講座を立ち上げる

車や人の渋滞や混雑は今や大きな社会問題の一つですが、この緩和をめざして新しい数理物理学的なアプローチで研究するのが私が取り組んでいる「渋滞学」です。渋滞は車や人だけでなくバスやエレベーターでも発生し、そして工場での生産ラインや物流現場で在庫がたまるのも渋滞といえます。こうした社会的な流れを分野横断的に研究し、数理モデルで理論的に解き明かし、そして実験や観測、シミュレーションを通じて全体最適な新しい解消方法を提案しています。近年では人流の全体最適化を目指す群集マネジメント研究会を立ち上げ、東京オリンピック組織委員会アドバイザーとして安全な観客誘導を目指して活動しております。また物流の効率化を科学する先端物流科学講座も立ち上げ、今後の持続可能なロジスティックスに貢献していきます。

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