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イベント情報

戦略フォーラム開催

2022.11.08

「SIC戦略フォーラム」(第1回)

====== 第1回 SIC戦略フォーラム =====

日時 2022年8月30日(火) (オンライン開催)

1.「マクロ経済モデルの現状とNEEDS日本経済モデル」

 時間 14:00 ~ 15:00 

 講師 渡部 肇 様 日本経済新聞社 

      情報サービス部門 情報サービスユニット シニアマネジャー

 概要 「NEEDS日本経済モデル」について、その創出過程、経済

     学的な位置づけ、企業各社の利用状況、将来の展開などを解説する。

2.「危機に瀕する科学技術立国日本」

 時間 15:30 ~ 16:30 

 講師 豊田長康 様 鈴鹿医療科学大学学長

 概要 日本の科学技術の実力は前世紀末以来低下の一途をたどっている。

科学技術立国を宣言した日本にとっては深刻な問題である。

本講演では、定量的な指標の推移を通してこの状況を提示し、その

原因を探る。また、この課題に対する産業界の取り組みへの期待

も述べる。

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「SIC戦略フォーラム」(第2回)

====== 第2回 SIC戦略フォーラム =====

日時 2022年8月31日(水)(オンライン開催)

講演題目「防災・減災におけるシステム化について」

 時間 15:00 ~ 16:00 

 講師 林 春男 先生

   国立研究開発法人 防災科学技術研究所 理事長

 概要 関係者が広範囲の多岐、多層にわたる防災・減災におい

    ては、System of Systems としてシステム化を捉える必要が

    ある。防災・減災を構成する予測力・予防力・対応力・防災

    基礎力の4側面からシステム化の現状と課題を検討する。

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「SIC戦略フォーラム」(第3回)

==== 第3回 SIC戦略フォーラム ===

日時 2022年9月12日(月)(オンライン開催)

講演題目「Society 5.0を再考する」

 時間 15:00 ~ 16:00 

 講師  原山 優子 様

   東北大学名誉教授、元総合科学技術・イノベーション会議常勤議員

 概要 過去には科学技術イノベーションは経済成長の源の考え方が主流であったが、

   昨今その目的も多様化しつつある。第5期基本計画では、科学技術と社会の関係を

   中核に据えるべく概念としてSociety5.0を打ち出した。継承する第6期はSociety5.0

   の実現に踏み込んでいる。

   昨今の科学技術イノベーションの特徴は、スピード感がこれまでとは全く違う次元

   になってきていることである。新たな技術、イノベーションを実装には、制度の枠

   を超えた発想が必要になってくる。またヒトゲノム編集技術やAIは、予期せぬ悪意の

   ある使い方やプライバシーの問題などを内包する。そして、COVID-19は、社会と技術

   の関係性をもう一度見直す機会となった。

   このような状況の中で科学技術イノベーションを推進するためには、社会的な倫理観、

   多様性の許容、あるいは共感を作っていく、グローバルに進めていくというアプローチ

   が必要になる。本講演では、これらの科学技術イノベーションを取り巻く枠組みの変化

   を踏まえ、Society5.0の再考を試みる。

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「SIC戦略フォーラム」(第4回)

==== 第4回 SIC戦略フォーラム ===

日時 2022年9月16日(金)(オンライン開催)

講演題目「脱炭素社会とエネルギーシステム」

 時間 15:00 ~ 16:00 

 講師  山上 伸 様 

    日本オペレーションズ・リサーチ学会 会長

    東京ガス株式会社・社友

 概要 本講演では「脱炭素社会への道筋」について、世界の動きをまずご紹介します。

   エネルギー・輸送・食糧生産の三分野でCO2換算の温室効果ガスの9割を排出していますが、

   グローバルにはその脱炭素化の道筋はすでに見えており、それをまずご紹介します。続い

   て日本国内では世界とは異なる手段が必要となること、そのためには現在の自由化を前提

   とした電力システムを抜本的に再構築し、コモンズのような新たな社会システムが必要で

   あることを解説します。

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「SIC戦略フォーラム」(第5回)

==== 第5回 SIC戦略フォーラム ===

日時 2022年9月21日(水)(オンライン開催)

講演題目「デジタル田園都市構想を実装・実現する情報通信インフラ」

 時間 13:30 ~ 14:45 

 講師  江崎 浩 様 

    東京大学大学院情報理工学系研究科教授 デジタル庁Chief Architect

 概要 デジタル田園都市国家構想は、Society5.0実現に向けた国家戦略であり、

   行政システムのDXの実現を見本とするための役割も背負ってデジタル庁が起動した。

   さらに、コロナ禍は、さらに、SDGsとカーボンニュートラルの実現を人類の必須条件

   とした。

    DXとCNの実現を単一組織で実現するだけでは不可能であり、サプライチェーンでの

   システムの設計・実装・運用が、ローカル・国内・グローバルで実現されることが必須

   となる。さらに、情報通信システム自身の革新的な進化が、デバイス・実装構造・運用

   のすべての領域において必要となる。

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「SIC戦略フォーラム」(第6回)

==== 第6回 SIC戦略フォーラム ===

日時 2022年10月4日(火)(オンライン開催)

講演題目「保険業の将来とシステム化」

 時間 15:30 ~ 16:30 

 講師  藤井 紳也 様 

    SOMPOシステムズ株式会社 取締役執行役員

 概要  保険業界の現状について、損害保険業界を中心に近年の外部環境変化の影響と

    システム化の事例を交えて紹介します。

     また、保険会社は金銭的な損害・損失を補填するという本来的な役割にとどま

    らず、お客さまの安心・安全に貢献していくという方向に各社の戦略を打ち出し

    ており、そこに対する取組状況やシステム活用の課題についても解説します。

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「SIC戦略フォーラム」(第7回)

==== 第7回 SIC戦略フォーラム ===

日時 2022年10月5日(水)(オンライン開催)

講演題目「人生100年時代におけるヘルスケア・システムイノベーション」

 時間 15:00 ~ 16:00 

 講師  山本 義春 様 

    東京大学大学院教育学研究科 教授

 概要 健康・医療研究にシステム科学技術を組み込んで現代社会の日常生活に内在する

   健康被害要因を明確化し、制御の可能性を研究することによって、それらに起因す

   る疾患の発症予防ならびに重症化予防を目指すことが必要である。そのため、健康・

   医療関連データが大量に得られるようになる近未来の社会を念頭に、発症や重症化

   のリスクを予測し制御するデータ融合型の新たな技術体系の確立とそれを用いた健

   康・医療システムの構築を展望する。海外動向についても時間の許す限り紹介する。

   

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「SIC戦略フォーラム」(第8回)

==== 第8回 SIC戦略フォーラム ===

日時 2022年11月28日(月)(オンライン開催)

講演題目「最新テクノロジー活用におけるアーキテクチャの重要性」

 時間 16:00 ~ 17:00 

 講師  浦川伸一 SICセンター長 

    損害保険ジャパン株式会社 取締役専務執行役員

 概要 デジタル技術を活用したトランスフォーメーション、いわゆるDXがブームなって久

   しいが、各企業のシステム環境はどこまで進化を遂げているであろうか。垂直統合か

   ら水平統合へビジネスモデル変革を余儀なくされる中、既存システムに多くの労力・

   コストを費やしてはいないか。

    Web3.0の登場やTrusted Webによるインターネット技術の進化、急速なAI技術の進

   化、データ利活用、クラウドシフトなど、ITやデジタル技術は例を見ない多様な環境

   変化が生じつつある。また、ESG経営など、新たなアジェンダも加わり、企業は、今ど

   のようなシステム戦略を立てるべきなのだろうか。

    これら実装には、それぞれの要素技術の理解に加え、アーキテクチャの確立、国際

   標準などのルール形成、人材育成など、多岐に渡るテーマがありそうだ。

    そこで、ユーザー企業IT部門の目線から、論点を整理し、我々が着手すべきアジェ

   ンダについて皆さんと議論してみたい。

   

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「SIC戦略フォーラム」(第9回)

==== 第9回 SIC戦略フォーラム ===

日時 2022年10月27日(木)(オンライン開催)

講演題目「小売流通システムのDXに向けた現状と課題」

 時間 11:00 ~ 12:00 

 講師  河合 亜矢子 様 

    学習院大学経済学部 教授

 概要 ものづくりに始まるサプライチェーンの全体最適化を考えるためには、その出口であ

   り消費者との接点となる小売業を包含した形での議論が不可欠である。

    しかし日本の小売流通業のレガシーなシステムと商慣習に縛られたままのオペレーシ

   ョンは、顧客への価値提供の進化を停滞させているだけでなく、サプライチェーンの各

   所にもムリ・ムラ・ムダを垂れ流している状況にある。

    本講演ではこうしたレガシーが生み出す社会的課題について紹介するとともに、SIC

   流通とシステム化分科会の1年間の活動を通して見えてきた小売流通に関わるサプライ

   チェーンのあるべき全体像と現状、そして現状の課題について議論する。

   

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「SIC戦略フォーラム」(第10回)

==== 第10回 SIC戦略フォーラム ===

日時 2022年11月2日(水)(オンライン開催)

講演題目「DX の本質と『社会生態系のシステムマネジメント』へのパラダイム転換
    ~システム・オブ・システムズの時代の『イノベーションモデル』と『ビジネスモデル』~」

 時間 16:00 ~ 17:00 

 講師  藤野 直明 SIC 実行委員 

    株式会社 野村総合研究所  産業 IT イノベ―ション事業本部
            兼 未来創発センター シニアチーフストラテジスト

 概要  本講演では DX をめぐる議論を俯瞰してみたい。ともすると DX は、要素技術として、

   AI やIoT、ビッグデータ、クラウドサービスを活用することとされてきた。指数関数的

   なデジタル技術の発展は著しい。もちろん筆者はそれを否定するわけではない。しかしながら、

   この理解だけでは、ビジネスモデルの転換は十分ではなく、本格的なイノベーション投資

   には結び付きにくいのではないだろうか。投資の経済性が問われた時に説明が難しいので

   はないだろうか。

    筆者は、DX(Digital Transformation)の本質は「システム・オブ・システムズの時代

   に適応するために、イノベーションモデル、及びビジネスモデルを転換(transform)す

   ること」と考えている。

    システム・オブ・システムズとは、要素技術がシステムとして統合され、さらにシステム

   が他のシステムと結びつき、巨大な社会システムが創造されていくという考え方である。

   この結果、これまで製品生産・販売の「取引」を主体とした経済パラダイム、「規模の経済

   性や範囲の経済」から、いわば社会生態系の円滑なシステムマネジメントを行う「システムの

   経済」への移行が起きつつあると考えると見通しがよくなるのではないだろうか。

    本稿では、当該視座から DX を語る際に日本ではあまり積極的に紹介されていない“2つ

   の視点”をまずご紹介したい。「イノベーションモデル」と「ビジネスモデル」について

   である。投資家や経営層からみて「DX 投資の経済をどう考えるべきか」についての比較的

   わかりやすい考え方を提示したい。DX を進める上での閉塞を突破するヒントになると思う。

    結論を先取りすると、経済性といっても損益計算書(P/L)や産業連関表、GDPで表現

   できる単純で短期的な付加価値や利益ではない。一言でいえば、将来の成長速度を加速する

   オフバランスのオプション価値(注)と考えていただけるとよいと考えている。

    最後に「システムの経済」がもたらす新しいパラダイム「社会生態系のマネジメント」

   について簡単にふれたい。

 (注)・藤野,特集 アナリストが知るべき DX「海外でのDXの進展―DX・第4次産業革命

     の本質と日本の閉塞・陥穽、未来萌芽」

     (証券アナリストジャーナル,公益社団法人日本証券アナリスト協会、2022 年 2 月号、

     第 60 巻 第 2 号)

    

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「SIC戦略フォーラム」(第11回)

==== 第11回 SIC戦略フォーラム ===

日時 2022年12月5日(月) (オンライン開催)

ミニパネル討論「企業のIT導入に関する日米の差異(仮題)」

 時間 15:30 ~ 17:00 

 講師  後藤 智 氏(PTCジャパン株式会社 ディレクター・フェロー)

     古屋 聡一 氏(株式会社日立製作所 研究開発グループ デジタルサービス研究統括本部 主管研究員)

    コーディネート 松本 隆明 SIC実行委員長

 概要  業務用ソフトウェアは日本の技術的な国際競争力が欧米に比べて劣っている産

   業分野である。国際競争力のある日本発のソフトウェア製品は残念ながら存在しない。

   かつて世界を制覇した「ものつくり」と比較するとそのギャップは大きい。その原因

   についてはすでにいろいろな論点が提示されており、業界ではそれなりの改善策も試

   みられている。

    ソフトウェアはシステムと切っても切れない関係にある。ソフトウェア産業の弱さが

   システム構築の弱さにつながっている可能性は否定できない。このフォーラムでは、課題

   の山積している受注型ソフトウェアのユーザーとベンダーの契約方式に問題を絞り、アメ

   リカとの対比を通してその問題点を探り、システム構築の技術力向上のための提言に向け

   た論点の整理を行っていきたい。

  【後藤氏:パネル発言の概要】デジタルものづくりに関する業務用ソフトウェア・パッケージ

   を提供している米国ITベンダーの日本法人の営業技術担当の一人として、企業ITシステム

   のビジネス価値やソリューション実装メソドロジーを日本のユーザ企業に提案する際に、

   日頃感じていることや気づいた点について話題提供します。

  【古屋氏:パネル発言の概要】日本の誇るべき社会インフラサービス特徴には、その品質の高

   さや高信頼性が特徴である。その遠因として高機能で高信頼なITシステムがあり、そのい

   くつかはユーザーとの協業から開発されたものも少なくない。そうしたユーザーとベンダ

   ーとの協業における、知財の考え方などについて話題提供します。

   

   

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「SIC戦略フォーラム」(第12回)

==== 第12回 SIC戦略フォーラム ===

日時 2023年2月8日(水) (オンライン開催)

講演題目「データセキュリティとデジタルアイデンティティ」

 時間 11:00 ~ 12:00 

 講師  鈴木 茂哉 氏 

    慶応大学 政策・メディア研究科特任教授

 概要  昨今、サイバー空間におけるトラストに対する取り組みが活発化している。イン

   ターネットにおける様々な情報の信頼性が揺らいでいることや、様々な人々の活動を

   集約するタイプのビジネスが大きな議論を巻き起こしていることにも起因する。これ

   まで用いられてきたシステムが、 アイデンティティ管理も含め、プラットフォーム事

   業者などの各サービスに依存し、サイロ化され、 外部からの検証可能性が低いという

   点に課題を感じるステークホルダーが増えてきている。この課題へ対応するために、

   集中型から非集中型へのシフトが試行されているが、このためには、扱われるデータ

   の検証可能性の確保が必須である。これらの状況を踏まえて、2020年10月に

   「Trusted Web推進協議会」が発足し継続的に活動が行われている。また、実現する

   ための技術として、ここ数年、いわゆる非集中型(decentralized)システムが注目を

   浴びている。様々な技術の中で、特に、自己主権型と呼ばれるアイデンティティ

   (Self Sovereign Identity)の実現を主眼としてW3Cで標準化されたDecentralized

   Identifiers (DID – 非集中型識別子) と、DIDとの組み合わせでプライバシーを確保

   できるデジタル証明書規格であるVerifiable Credentials (VC) は極めて重要である。

    本講演ではTrusted Webに深く関わるとともにW3CでのDIDやVCの標準化に携わる

   講演者により、慶応義塾大学SFC研究所トラステッド・インターネット・アーキテク

   チャラボ、および、慶応義塾大学SFC研究所ブロックチェーンラボを取り巻く活動に

   ついて、認証・安全という視点から紹介する。

 

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・参加申込は、SICイベント参加登録ページ

 https://sysic-org.sakura.ne.jp/SICregistration.html ) 

よりお願いいたします。

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