統計数理研究所

椿広計 所長

統計家の真打を目指す

統計家の真打を目指すが、日暮れて道遠し。品質管理・品質経営、衛星環境計測、新医薬品許認可、官庁統計、環境や食品の安全基準、金融・マーケティング、自殺総合対策、プロフェッショナル教育の質保証、初中等統計教育などなど、研究や実務の現場からデータが絡むソリューションの在り方を問われれば、一緒に流されて悩むというランダムワークの人生で、色々な風景を楽しんでいます。尊敬するのはK. Pearson(科学の文法創始者）とそれを日本に伝えた夏目金之助です。統計に関わる仕事でも、あらかじめこれをやれと言われると萎えてしまいます。

所属
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構理事　統計数理研究所長(2019年4 月より)、 総務省統計委員会委員長、総務省統計監理官、総務省統計研究研修所客員統括教授、 一般社団法人品質工学会会長、自殺総合対策学会理事長、 NPO法人横断型基幹科学技術研究団体連合副会長。
統計数理研究所、総合研究大学院大学、筑波大学の名誉教授、日本学術会議連携会員

略歴
東京大学計数工学修士課程修了、東京大学計数工学科助手、慶應義塾大学理工学部講師、筑波大学経営システム科学専攻助教授・教授、同専攻長、統計数理研究所リスク解析戦略研究センター長、統計数理研究所副所長、(独）統計センター理事長を経て現職。応用統計学会長、統計関連学会連合理事長、日本品質管理学会長、ISO/TC69「統計的方法の適用」/SC8「製品・技術開発加速のための統計的方法」議長、総務省統計審議会農林水産統計部会長。内閣府統計委員会匿名データ部会長などを歴任。